形容詞は名詞を修飾したり補語になれる詞(ことば)です。間違いやすい形容詞を見ていきましょう。
形容詞 | 意味 | 特徴 |
---|---|---|
convenient | 都合が良い | 人を主語にしない ○ It is convenient... × He is convenient... |
dangerous | 危険な | |
important | 重要な | |
aghast | 仰天して | 補語として使い、名詞を修飾できない |
ajar | 半開きの | |
akin | 同類の | |
amiss | 間違った | |
astir | にぎわって | |
averse | 反対して | |
considerable | かなりの | considerate(思いやりのある)との混同に注意 |
respective | それぞれの | respectful(敬意を表する、丁寧な)、respectable(品行方正な)との混同に注意 |
indifferent | 無関心な | different(違う)との混同に注意 |
intelligible | 明瞭な | intelligentとの混同に注意 |
incredulous | 疑い深い、容易に信じない | incredibleにも同様に信じられないという意味があるが、incredibleには素晴らしいという意味も持つことに注意 |
industrious | 勤勉な | industrial(産業の)との混同に注意 |
ingenious | 器用な、発明の才に富む | ingenuous(率直な、無邪気な)との混同に注意 |
present | 現在の | 補語になると「出席している」という意味になる |
regrettable | 残念だ | 物事を主語とする |
regretful | 残念だ | 人を主語とする |
thorough | 徹底的な | thoroughly(徹底的に)という副詞との混同に注意 |
the rich | お金持ち | 形容詞の前にtheをつけて名詞化する |
the unemployed | 失業者 | |
the accused | 被告人 | |
the wounded | けが人 | |
latter | 後半の(順序) | later(もっと遅い:時間)と混同に注意 in the latter case 後者の in later life 晩年の |
available | 可能な | 名詞を前から修飾すると、一時的可能ではなく恒久的可能を意味する。 |
sorry | 気の毒に思って | I'm sorryのような叙述的用法(動詞の後に置き補語にする用法)ではなく直接名詞を修飾する限定的用法だと「みじめな」という意味になる。 |
ill | 病気で | 限定的用法だと「悪い」という意味になる。 |
fond | 好きだ | 通常ofを伴って~が好きだという意味になるが、限定的用法だと「甘い、妄信的な」という意味になる。 |
manly | 男らしい | 副詞ではなく形容詞であるという点に注意 |
bodily | 肉体の | |
cleanly | きれい好きな | |
cowardly | 臆病な | |
costly | お金のかかる | |
deadly | 致命的な | |
heavenly | 天国の |
ほんの一部でもたくさんありますから少しずつ覚えていきましょう。。
ここでは重点的に数に関する形容詞を扱っていきます。(名詞の頁でも数量に関しての記述がありますので参考にしてみてください。)
ほとんどない | 少し | たくさん | 共通 | |
可算名詞 | few | a few | many、number of | some、anyなど |
不可算名詞 | little | a little | much、deal of、amount of |
I have few books.
本はほとんど持っていない。
可算名詞ではfewで表現しますが不可算名詞ではlittleになります。
I have little money.
お金はほとんど持っていない。
これがそれぞれa few、a littleになると「少しある」というポジティブな表現になります。fewとlittleは否定的要素が強く、a fewとa littleは肯定的要素が強いと覚えましょう。
He has little money. Neither do I.
彼はお金をほとんど持っていない。私も同じだ。
Do help yourself to some more salad.
サラダをもっと食べてくださいな。
some more saladのsomeにはもちろん"いくらか"という意味合いがありますが、相手の"食べたいという気持ち"に対する問いかけというニュアンスも含みます。否定文ではany、肯定文ではsomeと覚えるのもOKですが、ニュアンスの違いも覚えておきましょう。