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英文法

:分詞

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他動詞の現在分詞

分詞は現在分詞と過去分詞の二種類がありますが、まずは現在分詞からみていきましょう。

The performance was convincing.

その演奏は説得力があった。

他動詞の現在分詞(~ing形)で他への影響を表す。

convinceは「納得させる」という他動詞です。convinceにはme、us、the worldなど数多くの目的語の候補がありますが、このように他動詞の現在分詞(ing形)は「周囲に影響を与える働き」を表現することが出来ます。ですから「私は興奮している」と英語で表現したい時は

I am exciting.

では間違いなのです。なぜなら上記では興奮させているという他への影響を示してしまうことになるのです。野球選手の入団会見などで誤用がありましたが気をつける文法になります。~に興奮していると表現したい時は、

I'm excited to join The Berlin Philharmonic.

ベルリンフィルに加わることが出来て興奮しています。

上記のようにすると良いでしょう。

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現在分詞と動名詞

さて改めてですが、現在分詞は動詞の進行形をとりますので動名詞と間違えやすいですね。

動名詞にもmelting pot(るつぼ)、dressing room(化粧部屋)のように形容詞的用法がありますが、それでもやはり、分詞は主に形容詞的用法、動名詞は名詞的用法で使われるという覚え方で良いでしょう。

I saw her standing there.

私は彼女が向こうに立っているのを見た。

seeは知覚動詞の頁でも取り上げますが、現在分詞には上記例文のようにseeの目的語であるherの補語としての役割があります。名詞を修飾したり補語になれる詞(ことば)が形容詞ですので、現在分詞には形容詞としての用法があるといえるのです。

とてもややこしいですが、不定詞動名詞、分詞、知覚動詞の頁を何度も繰り返して勉強すると、それぞれの特徴や違いを覚えることが出来るでしょう。

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過去分詞

それではもう一つの過去分詞を見ていきましょう。先ずは過去分詞で名詞を修飾する用法です。

She's a sophisticated lady.

彼女は世慣れしている。

過去を表すのではなく形容詞としての用法ですね。さて次です、

I got my violin repaired.

ヴァイオリンを修理してもらいました。

上記のようにhave、getなどの使役動詞と目的語に続けて過去分詞が使われます。

その他、時制なども復習しながら過去分詞の使いどころを覚えていきましょう。

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