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名曲紹介

:バッド・カンパニー

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第2夜 Bad Company

第2夜は、Bad Companyの名曲「Bad Company」です。上質な曲構成とポール・ロジャースの渋く美しい歌声がロックファンを虜にしました。バンド名と曲名が同じなのですが、これについては「俺の知る限り、今までなかったことだから、新しいバンドがそのテーマソングをひっさげて登場というのも面白いと思ったんだ」とロジャース本人が語っています。

Paul Rodgers
生年月日 1949/12/17
代表作 「All Right Now」(Free)
「Bad Company」(Bad Company)など
特徴 ロック ブルース

ではこの素晴らしい曲を聴いてください。

この曲はポール・ロジャースとドラマーのサイモン・カークによる作曲です。そもそもBad Companyというバンド名(および曲名)の由来はジェフ・ブリッジス(Jeff Bridges)主演の西部劇であるBad Company(邦題「夕陽の群盗」:発表は1972年)から名付けられたそうです。(サイモン・カークによると、その映画のポスターを見たポール・ロジャースの提案でバンド名がそのままBad Companyに決まったということですが、ロジャース本人は(バンド名は)子供の頃から温めてきたアイディアであったとも語っています。)

歌詞は若干抽象的ですが、西部劇のワン・シーンのような感じで展開されていきます。「Six gun sound is our claim to fame」という"くだり"などは、とてもクールな感じです。

そもそもロジャースとカークが在籍していた前身バンドのFreeの時点で音楽的には完成されていたのですが、この曲はどことなく商業的というか、その素晴らしいメロディに加えて、イントロのピアノ、パワーコードの挿入箇所やボリューム操法といった味付けも効果的で、"売れる曲"に仕上がっています。カークによれば10分で曲の原型が完成したということですので、作曲もあまり理論にとらわれすぎても上手くいきませんから、行き詰まっている時は、インスピレーションや勢いを大切にしてみるのも良いかもしれません。

ポール・ロジャースはロックの歴史の中でも最上位にランクされるシンガーです。Free時代にリリースされた楽曲群は本当に上質なものが多いですし、夭折したポール・コゾフのギターなど聴きどころが満載です。そしてこの Bad Companyでも、今回紹介したファーストアルバム「Bad Company」から5枚目のアルバム「Desolation Angels」までは安定的にアルバムをヒットさせていきました。90年代に入りソロ名義での来日公演もありましたが、歌声は衰えることなく見事なものでした。

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