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Cubase講座

:メモリ消費量の削減

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CPUとメモリを有効活用する

現在販売されているVSTインストゥルメントは音質が向上した分、パソコンには大きな負担がかかります。スペックが低いパソコンを使用している場合は処理が追いつかずに作業に影響が出てくるケースもあるでしょう。

このページではインストゥルメントトラックのフリーズ機能を紹介します。まず星インスペクターに表示されているフリーズボタンを押しましょう。

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インストゥルメントチャンネルのフリーズボタン

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フリーズの設定

フリーズ後もエフェクトの編集を行う場合は1、しない場合は2をチェックします。テールサイズ3はエフェクトにリリースを残す設定です。使用するエフェクトによっては5秒以上残響が続くものもありますので余裕のある設定をしましょう。4のオプションを設定するとフリーズしたVSTインストゥルメントが削除されメモリの節約になります。

OKボタンを押すとレンダリングを示すプログレスバーが表示されます。完了後は作成されたオーディオファイルが「見えない」オー ディオトラックから再生され、VSTインストゥルメントのサウンドはリアルタイム処理を中止しマシンの負担を削減します。

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イベントにはロックマークが表示されます。

フリーズしたトラック内のすべてのイベントには星ロックがかかり名前の変更なども出来なくなります。フリーズを解除する場合はもう一度フリーズボタンを押しましょう。フリーズファイルが削除され、CPUとメモリを消費する以前の状態に戻ります。

少々難しかったですが、エフェクト処理がしてあるオーディオデータなどもフリーズが可能ですので、マシンが重かったら使用する・・・程度でも構わないと思います。フリーズやレンダリングというと映像系ソフトの専門用語みたいですね。Cubaseでもメモリ配分に気を使った回路設計がなされていることがお分かり頂けたかと思います。

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